作成日:2012/11/09
年末調整 番外編 <新制度>VS<旧制度> どっちが“お得”?
ところで、今まで見てきたこの生命保険料控除の<旧制度><新制度>。
どちらのほうが“お得”だと思いますか?
いままで「お知らせ」を見てこられた方でしたらお分かりでしょう。
<旧制度>と<新制度>では、同じ保険料を支払っていても、控除額が異なっています。
そして、同じ保険料を支払った場合、<旧制度>のほうが控除額が大きくなっています。
「あれ?でも最大控除額は<新制度>の方がアップしてるよね?」という疑問のお持ちの方は、今までの『お知らせ』をよ〜く読み直してください。
<介護医療保険>は「新カテゴリとして純粋に追加」なのです。
つまり、<旧制度>の<一般><個人年金>でいままで限度額いっぱいで控除されていた方が更に控除を求めるのであれば、<介護医療保険>の年間保険料 20,000円程度の契約を新規に契約すればいいのです(そのような保険があるかまではわかりませんが…)。
ただし、生命保険料控除はあくまでも所得控除でしかありません。
控除額に税率を掛けた分の税金が低減されるに過ぎませんので、控除額を増やしたいがために不要な保険に加入するというのは本末転倒です。
保険の契約は十分に検討してからにしましょう。