お知らせ
お知らせ
作成日:2012/11/08
年末調整 生命保険料控除 新旧制度の年末調整@



 前回のお知らせでも触れましたが、平成24年度年末調整で最も大きく変更となったのは生命保険料控除でしょう。

 そろそろ皆様のお手元に各社からの生命保険料控除証明書が届いている頃かと思います。
 平成24年生命保険料控除証明書は、昨年までの<一般><個人年金>という表示の他に、<旧制度><新制度>といった表示が追加されています。
 また、新たに<介護医療保険>というカテゴリが追加され、所得税の最大控除額が昨年までの10万円から12万円にアップしました(住民税の最大控除額は7万円で、昨年までと変わりありません)。

 生命保険契約日が 平成23年12月31日までの<旧制度>、平成24年1月1日以降の<新制度>。
 それぞれの制度により、年末調整の控除限度額が異なるため、注意が必要です。

 <旧制度>の生命保険料控除証明書のみの方は、昨年とまったく変更ありません。
 <新制度>の生命保険料控除証明書のみの方は、<旧制度>と保険料控除額の計算(金額等の詳細は前回のお知らせを参照してください)と限度額が異なりますが、それ以外は旧制度と同様です。

 では、<旧制度><新制度>両方の生命保険料控除証明書がある方はどうすればいいのでしょうか。
 以下の STEP1-3 の手順に従って年末調整を行ってください。


 STEP1
   <旧制度>の生命保険料控除額は 40,000円 を超えていますか?
      ←保険料支払額が60,000円以上なら、控除額が40,000円以上になります。
                    ※この判定は、<一般><個人年金>で別々に行ってください。
     ⇒ YES の場合
          <旧制度>の生命保険控除証明書のみで、50,000円 を限度に控除してください。
     ⇒ NO の場合
          <旧制度><新制度>両方の生命保険料証明書で、40,000円 を限度に控除してください。

 STEP2
   <介護医療保険料>の控除証明書はありますか?
     ⇒ YES の場合
          <新制度>の控除額計算に従って、40,000円 を限度に控除してください。
     ⇒ NO の場合
          控除額は0円なので、計算する必要はありません。

 STEP3
   <一般><個人年金><介護医療保険>の3種類の控除合計額は 120,000円を超えていますか?
     ⇒ YES の場合
          生命保険料控除の限度額は120,000円ですので、3種類の控除合計額にかかわらず、生命保険料控除額は 120,000円 となります。
     ⇒ NO の場合
          <一般><個人年金><介護医療保険>控除額合計が生命保険料控除額になります。

 ※<旧制度>の<一般><個人年金>の控除限度がそれぞれ50,000円、それに加えて<介護医療保険>の控除限度額は 40,000円のため最大控除額は 140,000円…とはなりません。
   生命保険料控除額
     <旧制度・一般> <旧制度・個人年金> <介護医療保険>    合計額     控除限度額
        50,000円   +  50,000円   +   40,000円   = 140,000円 > 120,000円
   ⇒ 生命保険料控除額  … 120,000円


次回は、金額の具体例をあげて説明する予定です。
お問合せ
山本房弘税理士事務所
(元大岩公認会計士事務所)
〒443-0057
蒲郡市中央本町4番29号
(メゾン末広1階)
TEL:0533-68-3587
FAX:0533-68-7225
メールでのお問合せ